【jupyter】Anaconda仮想環境をjupyter notebookで使用する
こんにちは
Anaconda, jupyter notebookはpythonの開発にはとても有用なツールです。
今回はこの2つを連携させることでより便利な開発環境を整える方法を紹介します。
Anaconda仮想をjupyter notebookのkernelに追加する手順
1. 仮想環境の作成
まずは仮想環境を作成します。
conda create -n env_name python=3.6 jupyter
-n の後に仮想環境名, pythonのバージョンも指定可能です。
ここで重要なのが作成した仮想環境にjupyterをインストールしておくことです
これをしておかないと作成した仮想環境が自動的にkernelに追加されないので注意です。
2. environment_kernelsのインストール
kernelを自動追加してくれる?ライブラリをインストールします。
これはbase環境でインストールすればOKです。
pip install environment_kernels
3. jupyter notebookのconfig設定
jupyter notebookのconfigファイルを作成します。
jupyter notebook --generate-config
デフォルトでは/home/User/.jupyter/jupyter_notebook_config.py
が作成されます。
このファイルを開き、末尾(適当な場所)に以下を追記します。
c.NotebookApp.kernel_spec_manager_class = 'environment_kernels.EnvironmentKernelSpecManager' c.EnvironmentKernelSpecManager.conda_env_dirs=['/home/User/Anaconda3/envs/']
2行目の[]内Anaconda仮想環境が保存されているフォルダで、自分の環境に合わせて変更してください。
4. jupyter notebookの起動
jupyter notebook を起動するとkernelからEnvironment(env_name)が選択できるようになっているはずです!!
まとめ
これでjupyter notebookでもAnacondaで作成した仮想環境が簡単に使えます。
便利すぎる世の中ですな。